どうも、ゆうきんです。

今回はフット・イン・ザ・ドア・テクニックの説得戦術ノウハウについて解説します。

このフット・イン・ザ・ドア・テクニックは
ビジネスだけでなく日常生活でも非常に有効な技法で、
普段の生活をよりよくするためにも使っていただけます。

ぜひ今回の記事を参考にフット・イン・ザ・ドア・テクニックを習得してください。

フット・イン・ザ・ドア・テクニックはプロパガンダの技法の一つで、
まずは小さな頼みごとを承諾させてから、
段階的に同じ方向の大きな要望を承諾させていく技法です。

「セールスマンが、ドアの中に片足を入れれば、商品を売ったも同然」

という言葉が由来になっています。

心理学では段階的承諾法とも呼ばれるように、
最初は小さな要求から受け入れてもらい、
段階的に要求を大きくしていくことで、
最終的には目的となる大きな承諾を受け入れやすくする効果があります。

一度、小さな承諾(コミットメント)を行うことで、
人はさらなるコミットメントを続ける可能性が高まるということです。

小さな承諾を重ねることで、
大きな要求を断りにくくなる人間の罪悪感を利用しているともいえます。

そういった点においては、
コミットメントしているという感情を利用して
説得を試みる技法ともいえるでしょう。

人は一見些細なコミットメントをしただけであっても、
自分の見栄やプライドから良いイメージを維持したいがために、
自身がコミットメントしたことに沿った行動をとる傾向にあります。

一般的に、人は一度承諾したのであれば、それを貫き通すが筋と考えます。

つまり、フット・イン・ザ・ドア・テクニックは、
一貫性の原理を利用したテクニックということです。

特に日本人には誠実で一度交わした約束をしっかり守る方が多いので、
フット・イン・ザ・ドア・テクニックは特に効果的な技法といえるのです。

フット・イン・ザ・ドア・テクニックを使った具体例4選

フット・イン・ザ・ドアテクニックを使った例を、
以下でご紹介させていただきます。

・友人の例

あなたの友人が、あなたに対して
1000円借りたいとお願いしてきたとします。

最初は1000円だけお金を借りたいという
要求だったにもかかわらず、
あなたが一度承諾してしまうと、

「やっはり、2000円でも良いかな?」

と、その後は要求額が5000円、10000円と
徐々に大きくなっていくことがあります。

1000円を貸すという最初の承諾がコミットメントになり
その後の要求も通りやすくなっていくので、

最終目的となる1万円を借りるために
段階額が大きくなっていくのが特徴です。

フットインザドアテクニックは、
最初の要求とその次の要求に大きな差があると成功しないので、
段階的に大きくしていくことがポイントになります。

・キャバ嬢の例

一緒にご飯に行って男性からご馳走をしただけなのに、
その後は徐々に要求が大きくなって、
最終的にはエルメルのバッグが欲しいとお願いする。

これも、フットインザドアの一例で、

ご飯をご馳走したことが最初のコミットメントとなり、
最終目的であるエルメスのバーキンに対して
段階的に要求が大きくなっていきます。

男性としての見栄やプライドで断りにくい心理を利用していて、
要求を断れずにズルズルと進んでしまう傾向がよく見られます。

・悪徳投資家の例

最初は小さな額を預かり、
預かった資産を最初はしっかり運用して利益を出して、
信頼関係を構築します。

お金を預けた側も、
利益がしっかり還元されるので安心しきってしまいます。

しかし、その後は預かって運用する額を徐々に大きくして、
最終的には預かった資金を運用せず、
資金を移動させてから計画的自己破産orドロン。

こちらの例もフットインザドアテクニックの一例で、

最初は小さな額から預かって、
段階的に預かる金額を増やしていくことで、
最終的には大きな額を預かるように動いていきます。

これは投資詐欺でよく行われる手法で、
詐欺のような知能犯を行う輩は
こういった技法を熟知している可能性が高いので、

僕たちはプロパガンダの手法を知ることによって、
そういった知能犯から防衛策を張ることができるのです。

選挙インタビュー

海外の実験で、選挙に行くかどうかを尋ねるだけで
投票率がアップする結果となった研究もあります。

これもフットインザドアドアテクニックを利用した一例で、

選挙に行くか否かの尋ねられて
そこで「行く」と答えたら
それがコミットメントになって、

投票率アップに繋がるということです。

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックとの違い

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックについての記事はこちら

フット・イン・ザ・ドア・テクニックとドア・イン・ザ・フェイス・テクニックでは、
最終的な目的が存在しているのは同じですが、
最初の頼みごとが大きな頼みごとか、小さな頼みごとなのかで違っています。

ネットビジネスの情報発信での実践

実は、ネットビジネスの情報発信においても、
フット・イン・ザ・ドア・テクニックは頻繁に使われることがあります。

特に僕のメルマガの仕組みにおいても
教育という観点からフット・イン・ザ・ドア・テクニックを使っていて、
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