今回は、レターにおけるブレットの意味や役割・書く際の注意点についてお話します。

この記事を参考にして、成約率の高いレターを書けるようになってください。

まず、セールスレターではブレットと呼ばれるものを書くことがあって、
ブレットではその教材で得られるメリットを箇条書きにしてお伝えします。

僕のレターであれば、こういった箇所を言います。

ブレット

ブレットはレター中に必ず書く必要はありませんし、
レターの中では最も自由度が高い部分でもあります。

書いても良いし書かなくても良い。
書いたとしてもライター側の裁量が広い場面です。

つまり、芸術家が自らの自由な裁量で作品を創り上げていく、
そんな作業がブレットを書き上げていくという作業なのです。

ブレットの意味・書く際の注意点

ブレットとは、翻訳すると「弾丸」という意味です。

その意味から、ブレットを書く際は
弾丸が飛んでいるようにバンバン書き出していき、
多ければ多いほど効果的になってきます。
(ブレットは、読み手に多いと感じてもらうことが大切)

ただ残念なことに、
フロントエンドのレターではこのようにブレットを書くと効果的なのですが、
読者はブレットをしっかりと読まずに流し読みすることが非常に多いです。

少し考えてもみてください。

レターにブレットが書いてあったとしても、
あなたは全てにしっかりと目を通すでしょうか?

もちろん、購入するか否かを検討している場合であれば、
細かく全てに目を通ししっかりと読み込むかもしれません。

しかし、一般的にメールを使ったマーケティングを行う場合は、
レターだけで購入の意思決定をすることはほぼありません。

レター公開以前にメルマガを流し教材の期待値を高めているので、
レターは、販売する企画内容を確認する程度の意味しかありません。

レター公開前のマーケティングを上手く行えば行うほど、
セールスレターは販売において重要ではなくなってくるのです。

つまり、こういうことです。

セールスレター公開前のマーケティングが上手ければ上手いほど、
レターの良し悪しは関係なく、ある程度は売れるようになってしまう。

セールスレターは決済ページに飛んでもらうための、
最後のまとめとしての意味しかないと言うことです。

そうなれば、レター内容はそこまで読まれません。

その一部であるブレットも、もちろん丁寧に読まれません。

レター公開前のマーケティングが上手ければ上手いほど、
その販売者のブレットは読まれない可能性が高いということです。

しかし、読まれない可能性が高いとしても、
その中のどれか一つは読まれる可能性はもちろんあります。

レターもブレットもあまり読まれないから、という前提で書いていると、
しっかり読んで下さるお客さんを最後の最後でがっかりさせてしまいます。

そうならないためにも、
どこを読まれても大丈夫なようにブレットを書く必要があります。

一つでも読まれる可能性がある以上は、手を抜いて書いてはいけません。

たとえ全て読まれないとしても、
どれが読まれても大丈夫なように
ブレットを書くことを意識していきましょう。

どこから見ても美しく欠点がない、
文章の芸術作品がブレットだと思っています。

そして、ブレットは可能な限り数を出していきましょう。

5つや6つくらいではなく、
読者に多いと感じてもらえるだけの数が必要です。
(少なくとも10個は必要だと感じています)

ただし、これもフロントとバックエンドで変わってきますし、
販売者とレターを読むお客さんとの信頼関係でも変わってきます。

また、様々な層の読者のフックになるような
多義的な視点からブレットを書くのが効果的です。

コンテンツに立体感が出るだけの数が必要です。

ブレットを書くことで自分のコンテンツに立体感を出す。

これを意識してブレットを書いていきましょう。

ブレットの役割

ブレットの大きな役割としては、
商品のベネフィットを立体的・多面的にお伝えすることです。

初心者がセースレターを書くと
どうしても販売者側の一方向的な情報しか伝わらず
伝えるべきことや魅力が伝わらず成約率は落ちる傾向にあります。

レターはストーリーを使い「文章の流れ」を出すことが重要です。

ストーリーを語るストーリーテリングに慣れていなかったり、
文章を書き慣れていなければ、商品の魅力を伝えることは難しいです。

そうなってくると商品の情報はどうしても偏ってしまいますし、
商品のベネフィットも十分に伝わらないレターになってしまします。

魅力的な商品であってもライティングスキルが低いがゆえに、
商品が魅力的に見えないという悲惨な現象が起こってしまいます。

しかし、ブレットを書くことでその状況は回避可能です。

ブレットは文章の流れの中で書く必要がありませんので、
商品の魅力を伝えるために文脈関係なく思う存分書けるのです。

ブレットに、ストーリーの力を使う必要もありません。

ブレットには、

・数字ブレット
・オープンブレット
・ブラインドブレット

などがありますが、
コツさえ掴めば
誰でも巧いブレットを書くことは可能です。

ブレットで、本来魅力的な商品の価値を存分にお伝えすることができます。

商品そのものが持つ価値を存分にお伝えしていくということは、
商品のベネフィットを立体的・多面的にお伝えするということです。

今回お話した内容を参考にして、
魅力的なブレットを書けるようになって
お客さんに十二分に商品の価値や魅力をお伝えしていきましょう。