どうも、ゆうきんです。

前回の記事では、返報性の法則についてお話していきました。

今回は、好意の返報性について個人が起業をしていく上で重要な視点をお話したいと思います。

好意の返報性とは?

まず、好意の返報性には

・好意の重要性
・見栄えの良さ(見栄えが良いと多くの人が行為を抱くため)

が必要と考えることが可能です。
現代広告の心理技術101より

現代広告の心理技術P93には、

『ダイアンという女性が、職場でキャンドルからバスケットにいたるまで
あらゆるものを売っており、自分のカタログをほかの従業員見せ、
「注文してね」とお願いして回っていた。そして多くの人が、
好意の手がかりにやられてしまった。
彼女は親しみやすいキャラクターの持ち主だったのだ。
彼女の売っていたキャンドルやバスケットのクオリティはどうだったかって?
いやいや、そんなことはどうでもいい。ダイアンに親切にしたい。
ダイアンを喜ばせたいという(好意の手がかりが引き起こした)
内面からのプレッシャーのせいで、多くの人が彼女の製品をかったのである。』

と書いてあります。

つまり、

何が言いたいかというと、好意の手がかりを引き起こすことが出来れば、
ビジネスでは事を有利に進めていくことが可能だと言うことです。

起業と好意の返報性の関係

また、どの業界でも言えることなのですが、特に個人が起業する場合は、
あなたをプラスの航路に向かわせる人脈というのは貴重な存在になってきます。

起業初期の段階は一人で行っていくことが多く孤独な作業になりがちなのですが、
(法人化して行政書士や税理士さんに相談していく場合は完全に一人というわけではありませんが)
その場合にあなたを励まし、導き、共に成長できるような人脈は貴重です。

特に、この業界は稼げていない人は月数千円でさえも稼げていない一方で、
稼ぐ人は月収数百万以上も稼ぐため格差社会の二極化構造が存在しています。

あなたが成功者に近付き興味をもってもらうことで、独学で一人でやっていて
2年以上続けていても合計報酬が10万程度のような悲惨な未来と一切直面せずに、
はかりしえないほどの恩恵を受けることが可能になってくるのです。

その場合にどうやって成功者に近づくかというのはカンタンです。

あなたが成功している誰かに近づきたい時は、その人一人から
その人が販売している教材・講座を徹底的に購入することです。

その人がどのような特典をつけていようが一切関係なく、
他の人に浮気することなくその人から購入することが大事なのです。

ある程度稼げるようになってくるとサポート人数が多くなるので、
コンサル生以外にはサポートが追いつかなくなる場合があります。

現在は僕も毎日多くの時間をコンサル生を稼がせて
成功に導くための指導に割いているのが現状です。

多くのお金を払っていただいているコンサル生を
誰よりも優先しようと考えるのは当然のことです。

そうなってしまえば、どうしてもコンサル生以外に対する
サポートに時間を割くことが難しくなってきてしまいます。

もちろん成功者に近付くにはその人のコンサルを受けるのが一番です。

ただ、稀に短期間しかコンサルを募集していない方であれば、時期の問題で
その人からコンサルを受け好意を抱いてもらうことが難しくなってしまいます。

そんな場合に最も有効なのが、先ほど言ったように
特典は一切関係なくその人がお勧めしている教材を全て購入し、
その後成功するために頑張っていることを報告すれば良いのです。

また、購入したい教材があれば特典はなくても
「~さん、アフィリリンクをください!」とメールをすれば
そう言っていただいた人は嬉しかったりするもんなのです。

やはり成功者も人間なので、何度も自分から購入してくれる人や、
特典は関係なく「アフィリリンクください!」と言っていただける人に
好意を抱きますし、今後何かと優先したくなったりするものなのです。

これが好意の返報性の力です。

近付きたいと思う成功者がいるのであれば、あなたが持っている
どんな武器・資源を使ってでも、どうにかして近付くべきなのです。

成功するために必要な要素は意外にシンプルでカンタンだったりするのですが、
成功していない人は成功を経験していないのでそれを府に落とせていないのです。

オファーをするタイミング

あなたが成功者と近付いた場合や、その人のメルマガを読んだ場合は
気持ちが高ぶり何らかのオファーをしたくなる場合もあるでしょう。

成功者の力を少しでもかりることができるのであれば、
成功する確率もグンと伸びていくのは言うまでもないからです。

特にインターネットビジネスの世界ではセルフブランディングが必要なのですが、
成功者に近付き成功者のブランディングを利用することが出来るのであれば、
その成功する確率というのはさらに伸びていきます。

成功者のブランディングを利用できる例と言えば、

・無料レポートの相互紹介
・号外広告
・推薦文

などがあります。

ただ、この場合もお願いをしてすぐにしてくれるわけはありません。

誰かも分からない人にいきなりお願い(オファー)をされても、
そんな申し出にこたえるような人はほとんどいないと言って良いでしょう。

その場合にどうしたらオファーに応えてくれるのか?
これは極めて簡単です。

まずはあなたが出来る限りの最大限の事をして、あなたに好意を示してもらい
オファーをしても断りにくい状況を作出した後にオファーをすることです。

これは有名アフィリエイターにオファーをする場合に大事なのですが
最初から色々と質問をしたり、お願いをしたり、オファーをしたりしても
第一印象は決して良くないですし、マイナスになる場合もあります。

第一印象の重要性は次回以降の講座で述べますが、
まずは相手の時間を尊重し、お願いは一切しない。

あなたに出来る全ての事を考え、それを実行して
好意を示してもらえるようになった後に、はじめて
何らかのオファーをしても問題ない状態に至ります。

無料レポートの紹介をお願いする場合に好意の返報性を利用する

無料レポートの紹介をお願いする場合であれば、
まずは紹介をお願いする方の商品を色々と買ってから、
丁寧なメールを送ることで断られる可能性は低くなります。

「この無料レポートの紹介をしてください!」

とお願いしたとしても、紹介してくれるわけがありません。

特に有名なアフィリエイターであれば、メルマガでの紹介(号外広告など)
は、本来数十万の費用が掛かる場合も多くあるのです。

無料でメルマガを使って紹介してくれというのは、道端で通りすがりの
見知らぬ人に対して「お金下さい」と言っているのと同じなのです。

数万円の投資で教材を購入すればその人から好意を示していただき、
今後あなたは成功するまで長期間にわたって恩恵を受ける可能性があるのです。

にもかかわらず、ビジネスで今後月収100万は稼ぎたいと思っているにも関わらず
わずか数万の投資が出来ずチャンスを一生失うことだけはないようにしましょう。

メルマガの返信で好意の返報性を利用する

メルマガ発行者が返信や回答を求めている場面なら良いのですが、
何ら価値を提供せず、ただ単にお願いをすることは良くありません。

例えば、

・借金で苦しいです。100万稼ぐノウハウを教えてください。

・お願いします。救ってください。

・弟子にしてください。

etc

何ら価値を提供せずお願いをするのであれば誰にでも出来ますし、
それはビジネスで成功したいと思っている人の態度とは言えません。

あなたに対して『好意』という感情を作り、誰かに何をしてもらいたいなら
まずはあなたが覚悟を示し、提供できる限りの価値を提供すべきなのです。

それがわずかなことであっても、それに感動し、心を打たれ、
あなたに好意を抱くことによって何かをしてあげたくもなるのです。

あなたからの価値提供→好意を抱いてもらう→オファー

という流れを決して忘れないようにしましょう。

ビジネスと恋愛は極めて似ている

これらは男女の恋愛関係とも極めて似ています。

出会ったばかりの人に出会ってすぐに「付き合って」
と言っても失敗する事が多いのと同じです。

最初はお互いを知るために色々な話をしたり、自分の時間などを
割いてデートに行ったり、提供できる価値を提供していったほうが
その後、告白というオファーをした場合に成功する確率は高くなります。

好意の返報性は心理学のノウハウでありますが人の心理と言うのは
人間関係とビジネスでは、異なることはほとんどないのです。

英雄色を好むといいますが、男性で色を好まない人は滅多にいません。

恋愛関係とビジネス上の関係は似ている以上、恋愛が上手く
異性にもてる男性は人の心理を理解することに優れているため
ビジネスでも上手くいくのは極めて自然な流れなのです。

そのためにもビジネスで成功するためには、心理学を
学ぶことは極めて有効だと分かるのではないでしょうか。

この記事で述べたことを府に落とし、あなたなりにどうすべきか、
今一度、日々の行動を見つめなおしてぜひ実践に移してみてください。

これを意識して実践できるのであれば、
あなたの成功の確率は今の何倍にも高くなるのです。