どうも、ゆうきんです。
今回は認知的不協和とは?マーケティングでの例と心理学のお話をします。
この記事を参考に認知的不協和についての知識を深めてください。
認知的不協和は、ネットビジネスで結果を残している方は頻繁に使いますし
マーケティングの手法の中でもぜひ使えるようになってほしい手法の一つです。
認知的不協和とは?
人は自分の中の信念や考え、教えである認知と異なった認知を抱えた場合には、
感情が動かされ強いストレス状態に陥り、二つの認知が不協和の状態になります。
そのままだと人は強いストレス状態にさらされることになるので
認知的不協和に陥った時には、
二つの認知を可能な限り協和状態に戻して精神を安定させようとします。
人はその二つの認知の不協和状態を解消し、協和状態にして安定させるために
これまでのなんらかの態度の変化を示したり、行動をとるようになります。
腕のあるマーケターやコピーライターはこのような人間心理をしっかり理解し、
一度不協和状態にさせた上で感情を安定させるための何らかの答えを提示して、
それによって感情を動かし行動をとらせるということを頻繁に行っています。
人は知性よりも、感情を刺激された時の方が行動を起こしやすい傾向にあるので、
認知的不協和とその解消により上手く感情を刺激するので、
認知的不協和を利用した手法は人間心理を上手く突いた手法と言えるでしょう。
精神を協和状態に戻す作用によって、自身をストレスにさらされた状態から開放。
爆発的に反応のとれる手法なのでもちろん悪用などはいけませんが、
上手く利用することで人を正しく導けるので、
実力が伴ってきた場合にはいつかは利用できるように訓練していってください。
マーケティングでの具体例
ここからはどのような使い方をするのかの例を簡単にお話しします。
あなたが何か商品・企画を売りたいと思っている場合には、
この例をもとに、あなたのマーケティングに当てはめてみると良いでしょう。
まず、先ほどお話しした通り、何かを販売する場面で
認知的不協和の状態を作出するのであれば、
二つの矛盾する、異なる認知を持ち出す必要があります。
もしあなたはお金を稼ぐことは非常に難しいと思っていて、
月収100万などは夢のまた夢だと思っているとしましょう。
その場合のあなたの認知は、
・お金を稼ぐのは難しい
・月収100万は難しい
というものになっています。
そんなときに、
・ネットビジネスでお金を稼ぐのは簡単だ
・月収100万も比較的楽
という認知が加われば、
「お金を稼ぐのは難しい、月収100万は難しい」という認知と矛盾する
「ネットビジネスでお金を稼ぐのは簡単だ・月収100万も比較的楽」
が自身の中に存在し、認知的不協和の状態が作出されることになります。
それを見た相手は、ストレスを感じる認知的不協和の状態を解消して
できるだけ協和の状態に持っていくような態度の変化や、行動をすることを選択し
今置かれている現状を自身の中で納得いく形に収めようとするのです。
不協和の状態では、人は何らかの認知を提示されると受けいれる傾向にあるので
ここであなたが、教育したい正しい知識・ノウハウを提示することで、
読者に正しい理解を示してもらうことができるので、正しい方向に導けるのです。
例えば、
「100リスト集めてそこにメルマガを一通送れば100万もカンタン」などです。
人は通常の心理状態だったら受け入れることのない認知であっても、
認知的不協和の状態にあればすんなり受け入れてしまう傾向にあるんですね。
一般の世界では非常識とも言われていることであっても、
ネットビジネスの世界であれば常識と言えることも多くあります。
そういう一般世界で非常識とも言えるようなネットビジネスの常識を、
相手にしっかりと納得のいく形で府に落として行動してもらうためには
認知的不協和は非常に効果的な手法になってくるのです。
コピーライティングでもセールスレターやメルマガ執筆時には有効ですし、
ライティングスキルが高い人ほど上手く認知的不協和を使っています。
もちろん実生活の中で、コミュニケーション円滑化のためにも使えますので、
ビジネスだけでなく普段の生活の中でも認知的不協和を使えるようになって
他人との心理的障壁を解消し人間関係を更に良好なものにもしていきたいですね。