どうも、ゆうきんです。

今回は、10年後に今を振り返り恥じるようなことはやらない姿勢についてのお話です。

僕が大事にしていることは、10年後に恥ずかしいと思う可能性のあることは、決してやらない姿勢です。

たとえ敵を作ったとしても、今どれだけカンタンに稼げるとしても、
どれだけ目の前の利益を失ったとしても・・・。

自信と信念を持ってできないことは決してやらないと決めています。

何もやらずにそう言っているわけではなくて、
これまでに自分なりに経験を積んだ上でそういう考えに至っています。

これは成功にフォーカスしたお話ではなくて、生き方としてのお話です。

例えばこの業界で、儲かるからといってなんでもやる人がいるとしましょう。

確かにビジネスである以上は、儲かることを考えてそこから利益を予測し、
儲かるからなんでもやるという姿勢も一部の側面では大切かもしれません。

ただし、僕はビジネスとしてでなく生き方としてそれはやりたくない。

自分という人間が否定されてしまいそうな気がするから。

「稼げるからやる、稼がせることができるからやる」

これも大事なのは百も承知ですし、お金の不安から解消されて、
その結果として周りの人達は一時的には幸せになるかもしれません。

お金を稼げるから家族や仲間が幸せになって、
稼がせることができるからクライアントも幸せになる。

それももちろん大事です。

また、クライアントの利益が重要なのは言うまでもありません。

ただし、だからと言って本心や自分の中にある軸を偽ってまでやるのは、
僕は個人的には違うんじゃないかなと思っています。

嘘で塗り固められた気持ちや中途半端なプライドには何の価値もない。

そんなものは今この瞬間にゴミ箱にでも捨てた方が良いでしょう。

大事なのは、それをやることで自分自身を偽っていないか、ということ。

自分の気持ちを偽ってまで稼ぎ、クライアントに疑問を感じさせながら稼がせて・・・
それでも死ぬ前に「人生最高だった」と思えるのか、僕は疑問に感じてしまいます。

10年後、今を振り返った時に恥じるようなことは一切やらない。

そしてこれはクライアントに対しても同じことが言えます。

たとえ、今どれだけ稼げることだとしてもです。

幸いなことに、それが成功するために遠回りのようで最も近道なのです。

目の前のことに固執して今だけでも稼げれば良いとか、
目先の結果に繋がればどんな手段でも良いと考える人もいるかもしれませんが、
僕はそういうことをやりたいとは思わないし、クライアントにもさせたくない。

僕が子供の頃から何度も聞く言葉があります。

「正直者がバカを見る」

子供の頃にこの言葉を聞いたときに、
なんで正直者がバカを見るんだろうと思いました。

正直な人が良いに決まってるじゃん、と。

子供の頃に本心からおかしいと感じたことって、
その疑問は大体は間違ってなかったりしますし、
子供は真っ直ぐで物事の本質、核心を突くことができます。

こういうことを書くと、綺麗ごとだと感じる人も中にはいるでしょうし、
ビジネスをやるなら何よりも利益が大事だと言う人がいるのも分かります。

ビジネスを始めてすぐの段階では利益は最重要課題になっていることも多く、
何よりも稼いで結果を残すことが、モチベーションの源泉になることも多いです。

そういう考えももちろん理解していますし、僕もまだまだ未熟な点はありますが、
自分自身が、信念を持って自信満々でやれることでないと成功は難しいと思っています。

正しい生き方をしているという自信と信念が、成功に繋がっているのです。

自分の心と対話し、自分自身に正直になりましょう。

目先の利益がとか、ビジネスモデルがとか、世の中そんなに甘くないとか・・・。

それが一度きりのあなたの人生において、どれだけ大事なのでしょうか。

もちろん、時にはそれが大事になってくることもあるかもしれませんし、
反対の意見や考え方、価値観があることも十分に理解しています。

しかし、たった一度の人生を後悔せず生きていく上で、自分自身とクライアント、
そして家族や周りの仲間を幸せにする上でこれからの時代に大事になってくるのは、

「自分自身に恥じない堂々とした生き方をすること」

だと思っています。

もし10年後の未来から、10歳年齢を重ねた自分がタイムトラベルしてやって来ても、
「今の調子で頑張ろうな!」と言ってもらえるようなことしかしないということです。

10歳年を重ねた自分が「お前、やるじゃん」と、ふと褒めてしまうような、
そして楽しくお酒でも飲みながらワイワイ笑い合えるような生き方を貫きたい。

したたたかで、狡賢く、世渡り上手で自分を偽ってでも稼ぐのではなく、
不器用でも、本心から真っ直ぐと信念を持って堂々とした生き方ができれば良い。

たとえそれで失敗をしてしまったとしても、いつか笑って過ごせるはず。

それが何より一番かっこよくてキラキラと輝ける人生になると思っています。

もし今どれだけ隣の芝が青く見えているとしても、良い話が舞い込んできても、
決して自分を偽らずに、10年後も恥じることのない生き方をしていきましょう。

そして、10年後に振り返っても恥じることのない生き方をするには、
今のあなたが自信や信念を持ってできることをやっていくことです。

もちろん、今の自分が間違っていることなんてたくさんあると思います。

それでも、今の自分が自信と信念を持ってやっていることであれば、
10年後の未来からやって来た自分とも、きっと笑って話し合えるはずです。