どうも、ゆうきんです。
今回は、僕が主宰するコンサル企画「CreobirthAcademy2.0」(クレオバースアカデミー2.0)で行う美食会で、「聖戦」というイベントでTOP3に入ったメンバーを連れて、大阪の「未体験レストラン201」に行ってきました。
クレオバースアカデミーのコミュニティでは
これまで何度も美食会を行ってきましたが、
イベントで上位にランクインしたメンバーへの
上位入賞報酬として美食会を行うのは初めてのことです。
僕が最高日給1000万円を突破して
クライアントさんも月収100万円〜月収1000万円を超えている方法は、
ブログやメルマガを使ってDRMを実践した、
いつものシンプルな方法になっていますが、
DRMはリピータービジネスともいわれる程に
リピートという概念が重要です。
にもかかわらず、この大阪の肥後橋にある
「未体験レストラン201」は、
そのDRMの考え方とは逆で、
原則リピートを禁止しているお店なのです。
平成の時代が終わり、令和という新時代に突入して、
昔のDRMの考え方はどんどん古くなって
リピートに関する考え方も一昔前とは大きく変わってきています。
また、数年前から女性性の時代だと各界でいわれてきましたが、
少し前までは男性性が突出したビジネスを行っても
結果を出すことは難しくない印象でした。
でも、令和の時代に突入し、それではもう手遅れになることが多くて、
女性性重視で考えないと上手くいかないことが多くなり、
一昔前の考え方の延長では今の価値観に合わなくなってきています。
これは、鬼滅の刃と言われる漫画が
アニメの公開に伴って空前のブームを巻き起こして
最近はワンピースの検索ボリュームを超えたことにも関係しているのですが、
(このアニメは、主人公の内面の弱さ・純粋な優しさから出る葛藤が
戦闘シーンにじっくり描かれています)
僕はこれを、令和に入り時代が変わることで、
これまで大切だと言われ続けてきた女性性の価値観が
時代の変化を契機に自己主張を始めたのだと思っています。
※変化と解釈する人もいるかもしれません。
また、ブランドの「GUCCI」が同じような大衆ブランドの中では
大きく売り上げを伸ばし続けている理由にも関係しています。
GUCCIのクリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレが
自分の内面を表現するかのようなファッションや生き方を好んでいて、
GUCCIのデザインには彼自身の人生が反映されて大きくヒットしていますし、
アレッサンドロ・ミケーレのインスタを見ても分かりますが、
人(自分)の心の中をデザインを通じて自己表現しようとしています。
つまり、今の時代の一つのキーワードは
「自分の心の中への旅」
ということです。
また、時代の変化に伴って、
僕たちが子供の頃から正しいと信じられてきた
大きな物語の正当性が崩壊しつつある中で、
人々は何を信じれば良いか分からなくなり、
いわば、人生で迷った状態になってしまっています。
・学歴社会の終焉
・年金制度崩壊への不安
・人生100年時代の到来
・AIの超進歩
・新しいたくさんの生き方・働き方の誕生
etc
変化が激しい時代の中では、
多くの人が人生の迷路で迷子になってしまうのは仕方ありません。
その結果として、
多くの人は一人では不安なため、繋がりを求めて、
自分の居場所となるようなコミュニティを探すようになり、
今の時代の二つ目のキーワードとして、
「繋がり」
も挙げられますが、その繋がりに対する価値観も、
今は数年前とは大きく変わってきている印象です。
今は数年前とは違って、
「結婚しない生き方」を選択する方も増え続けていて、
人々の恋愛や結婚に対する考え方、
価値観も大きく変わっていくに連れて、
「もっと軽やかな繋がり」
が重視されるようになってきている印象です。
(宗教型コミュニティを作って、クライアントさんを場に依存させるなんてナンセンス)
「じゃあ、これからの新時代は
それを踏まえて具体的にどうやってビジネスをしていけば良いんだろう・・・」
と不安に感じる方も多いかと思いますが、
ここで書いても話が逸れてしまうので、
その辺に関してはコンサルの中でも詳しくお話ししていきますね。
ここで、今回の美食会のお話しに戻すと、
ビジネスをほとんどかじっていなくても
誰しもが感覚として、
「リピートを原則禁止にして、ビジネスとして本当に大丈夫?」
という、疑問を抱くかと思うのですが、
この「リピート禁止」に込められた想いが、
令和の新時代のキーワード、
・自分の心の中への旅
・軽やかな繋がり
にマッチしているのかもしれないと感じたので、
美食会を通じて、このお店での学びをコミュニティでシェアしようと思い、
クレオバースアカデミーの少数精鋭のメンバーと共に足を運んできました。
※「リピート」という概念自体は、
今も超重要で感謝すべきことなのは言うまでもないので、
その辺は決して勘違いされないように。
大阪のイノベーティブ・フュージョン
僕はおいしいご飯が食べるのが趣味と言えるくらい好きで、
これまでイノベーティブ・フュージョンのお店には
何度も足を運んだことがあるのですが、
このお店はそれらのお店とは少し違っていて
大阪ならではのお店という
おもしろい驚きの連続となる演出が多かったです。
大阪でのイノベーティブ・フュージョンのお店は初めての体験。
大阪の世界観とイノベーティブ・フュージョンを上手く融合している印象です。
あまりに丁寧に書いてしまうとネタバレになるので、
興味があればぜひ足を運んで体験してほしいのですが、
・視覚を遮られた上での、芸能人格付けチェックのような演出
・秘密の鍵を使った、ゲーム性あるワクワクする演出
・世界一のたこ焼きと世界一のビール
・日本ではこの「201」でしか輸入できない、スペインの赤い悪魔と呼ばれる海老「カラビネーロ」を使った料理
etc
入り口はごくごく普通のマンションの一室なのですが、
それは完全に別世界への入り口。
その先にある、驚きが連続する料理の数々。
料理も美味しい上に、
エンターテイメントな時間を提供していて、
すごく楽しいひと時でした。
イノベーティブフュージョンのお店自体が
料理を売っているだけではなく、
「体験」を売っていることが多いですが、
(そういった点で、アーティストのライブと全く同じ)
この未体験レストランは201は、
リピートを原則禁止していることから、
「一生に一度の体験」を
売っているわけなんです。
つまり、結婚式のようなものと同じだということです。
結婚式などは、「一生に一度」という特別感から、
あれもしたいこれもしたいとなり、
様々な演出を加えてしまって費用が高額になった方は多いと思いますが、
それと同じで、「一生に一度の体験」は価格帯を上げやすい。
(と言っても、201はコース料金が一人税サ込15000円でリーズナブル)
また、一生に一度しか行けないという特別感から、
お店に足を運んだ人がついつい誰かに話したくなってしまうのもあります。
そして、
201では、会員になることで例外的にリピートも可能なのですが、
なってもならなくてもどちらでも良いよというスタンスを取っているので、
お客さんとの間で、
今の時代のキーワードの一つである、
「軽やかな繋がり」
を作り出していて、
決してお客さんを囲い込むようなビジネスは行っていませんし、
この関係性作りが非常に上手いなと感じたところです。
ネット業界の起業家やコンサルタント、
インフルエンサー主催のコミュニティ(サロン)の中には、
お客さんを囲い込んで逃さないように躍起になり、
一度入ってしまうと精神的にきつくなるコミュニティが残念ながら今も多くて、
そういったコミュニティは、
新しい人のエネルギーが入らずに
空気の入れ替えのない家と同じでいずれ朽ちてしまうことがほとんどです。
リピートはもちろん大事で感謝すべきことですが、
新しいメンバーの出入りがしっかりあるコミュニティであれば、
エネルギーの高い神社のようなコミュニティとして動き続けます。
今の時代は昔と違っていて、
「今この瞬間を楽しむ」
ことを大切にする価値観が重視されています。
プロダクトローンチなどで何か高額商品を販売するときは、
1ヶ月近く時間をかけて期待値を高めたとしても
お客さんとしては「今」を重視しているので、
募集開始前に他に魅力的なオファーがあればそちらに目移りを起こすし、
ステップメールでの自動化も、読者さんにとっての
「今この瞬間の学び、今この瞬間に受講可能な講座」
を考えて、
自分にとってのタイミングが良い講座を受講する傾向にあります。
つまり、時間をかけてどれだけ読者さんを教育しようとしても
それだけだと、ただただ機会損失になってしまい、
販売が遅くなればなるほど成約率は下がってしまうということです。
(もちろん、数年前にプロダクトローンチを行って、
一度のローンチで数千万円の売上を上げる方がゴロゴロいた懐かしき時代のように、
じっくりと期待値を高めてオファーを行っても売れることは売れますが・・・
僕のクライアントさんが今も売り上げを右肩上がりに伸ばし続けているのに、
多くの人は爆発的に売れることが徐々に難しくなってきています)
テレビ番組のように、見たい番組を何時間も待った上に、
CMを挟みながら早送りもできずその時間拘束されて見るのではなくて、
YouTubeのように見たくない広告は自由に飛ばして、
一人ひとりが見たい時間や見たいタイミングで、見たい箇所だけ見る時代。
そういったことから、いかに今を大切にするかが当たり前に求められる時代。
このリピートが原則禁止という201の仕組みは、
「何度も食べれば良いと思うのではなくて、
今この瞬間の料理を、一生に一度だと思って楽しんでほしい」
つまり、今の時代のキーワードの二つ目である
「今この瞬間の、五感から湧き出る特別な感情の旅(心の中への旅)を、
201での食の体験を通じて、最高に楽しんでほしい」
といった、オーナーの想いが込められているのではないかと思っています。
そう考えてみると、
令和の新時代の価値観とマッチしていておもしろいなと感じます。
また、今後も今の時代でのビジネスの学びになるような、
僕の視点から見ておもしろいなと感じるお店を見つけたら、
クライアントさんと共に足を運んで記事としてシェアしていきますね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
また今後の美食会記事もお楽しみに!