どうも、ゆうきんです。
今回は、人類総アーティスト時代と言われる今の時代に、神を細部へ宿らせる方法についてお話します。
何をするにしても、徹底したこだわりは大切です。
あなたも聞いたことがあるかと思いますが、
「神は細部に宿る」とも言われるくらいで
これは情報発信におけるコンテンツ作りにおいても同様です。
ただし・・・です。
もし、あなたが徹底的に細部へこだわっていたとしても
それが読者の役に立たないのであれば意味がありません。
特にビジネスで売上を最大化したいと考えるのであれば、
・難しい専門用語や横文字が並んだ一見インテリ風の文章
・オシャレでイケてるカッコいいデザイン
etc.
これらで満足してしまっても結局は自己満で終わる可能性があり、
マーケターとしてこだわるべきはそこであってはいけません。
ビジネスを長くやっていると分厚い知識の服を被るようになりますし
コンテンツ作りではどうしても玄人好みのものを作る傾向があります。
ビジネス慣れしていれば玄人好みのものを作るようになり、
初心者であればただの主観的なコンテンツになりかねません。
好き勝手やったとしても、お客さんに求められなければ意味が無い。
文章、サイトデザイン、動画、などもです。
「ビジネスマンとしての視点vsアーティストとしての視点」
僕が常日頃から意識するようにお話しているこの二つの視点は
ある程度結果を出した人が直面する激しい対立なのですが、
間違ったこだわりはアーティストの視点が強すぎる場合です。
長年の経験や知識が合わさっているのは全く問題ありません。
何が問題なのかと言うと、玄人好みのものを作るようになるということ。
僕はアーティスト気質が強く、さらに職人気質も強い人間ですので、
玄人好みのコンテンツを作りたいプロの気持ちは痛いほど分かりますが
右肩上がりになりたいなら、そのアツい気持ちを今はグッと抑えてください。
そこに拘ったところで、収入には繋がらないことがほとんどだからです。
エンタメ性が強くなり過ぎたり、奇抜だったり難しすぎたり・・・
商品や企画のコンセプトがぼやっとして見えなくなってしまっては大問題。
TVCMでも「これ、なんのCMだっけ?」
といったものが非常に多いように感じるのと同じです。
そう思われてしまっては、ブランディングは難しいんです。
特に最近では、広告代理店に多額のお金を垂れ流すだけのTVCMが多く
「これだと売れないぁ」と思うTVCMが非常に多く出てきています。
年間数十億ものお金をドブに捨てているのと同じですし
個人でビジネスをしているのであれば死活問題です。
ビジネスマンとしての視点が弱く
マーケティングで突き抜けられないので、
投資効果を測れないんですね。
また、人類総アーティスト時代と言われる今の時代を自己流に解釈して、
主観的な奇抜なブログやコンテンツを作る人が増えてしまっています。
ネットビジネスを個人の好みだけでやってる人が多いからこそ、
今から情報発信する人もまだまだチャンスなんですね。
そんな感じで、マーケターとして何かを売りたいと思うのであれば、
玄人好みや主観に左右されるような自己満コンテンツを作るのではなくて、
あなたのコンテンツがターゲットにしている
読者と同じ目線に立ったコンテンツ作りが重要になってくるということです。
作成したコンテンツに神様を宿した気分に浸っていても、
天照大御神のように天の岩戸に隠れていてはいけないのです。
我々がネットで何かを売るためにマーケティングを行う場合は、
読者にとって役に立つのか否かは必ず含むべき視点だからです。
つまり、読者の立場に立ってコンテンツを作っているのか否か。
多くの人は自己満足的なコンテンツを作ることに終止してしまって
そんなん誰にも求められてねーよって作品になってしまいます。
客観的にそれが求められているのか否か、これを考えるべきなのです。
そのために我々が何をすべきかについて一つだけ声を大にしたいことがあって、
それが、
「一流のコンテンツに多く触れる」
ということです。
これが、今の時代に神を細部へ宿らせる重要な方法だと思っています。
多くの人は、一流のコンテンツに触れる機会があまりにも少なすぎて、
読者さんの視点に立ってコンテンツを作ることができていません。
通すべきフィルターが違っているとも言えます。
読者さん視点のフィルターを通せるかがポイントなのに
自分好みのフィルターを通してしまっている人が多いです。
そうならないために、です。
例えば、このような一流と言われるコンテンツには
足を運んで触れて肌で感じることをオススメしたいです。
先日、月収440万円稼ぐNGS生のナカムラユウキさんにおすすめされた村上隆の五百羅漢図展に。六本木に寄った際に気軽に行ってきたけど、感性に虹色の衝撃を受けた感じ。今日が最終日みたいだけど、これはコンサル生全員に行って欲しいくらい。 pic.twitter.com/dZeMQONSHP
— ゆうきん (@yukimaron0305) 2016年3月6日
だからこそ、僕のクライアントさん達には、このような情報を
SNSやブログで流す前にいち早くお伝えしたりもしているくらいです。
どれだけ読者さんを想い、読者さんに寄り添って考えることができるのか。
「Yes、最高の出来だ!」
と思って世に送り出したコンテンツや企画が
予想以上に反応がとれず、
ガッカリした経験が一度はあるかと思います。
そうなった原因は、読者さんとの距離が離れすぎていて
お互いまだまだ歩み寄ることが出来ていないってことですね。
ただし、アーティストの視点と言っても、
売れているアーティストはバランスが巧く取れています。
「ビジネスマンとしての視点とアーティストとしての視点」
この二つのバランスが、巧みに調和しています。
ロックでパンクでイケてる中に、マーケティング的な確率論や数字のこと、
どうやったら利益を最大化し売れるかって視点が非常に巧く融合している。
ビジネスマンでもありアーティストでもあること。
これが、今の時代で勝つためには重要な要素です。
数年前から、これからは人類総アーティスト時代と言われ続けていますが、
アーティストの視点だけでなくビジネスマンとしての視点を忘れずに
一流のコンテンツにどんどん触れていくことが大事だと感じています。