どうも、ゆうきんです。
今回は自己表現的価値について説明します。
この記事を参考にして、自己表現的価値についての理解を深めていってください。
まずは、自己表現的価値とはなんなのかについて説明します。
自己表現的価値とは自己の理想を表現する為に必要な価値のことで、
自己表現的価値もブランドを構成する一つの要素になっています。
自己の理想を表現するために必要な価値とはどういうことかと言うと、
現実→→→→→理想(←ここを体現する価値)
のことを言います。
このように現在から理想世界までの一連の流れを作って考えてみると
現在から理想世界に橋をかけるような価値のことを言います。
自己表現的価値が高まれば、お客さんは自分自身と販売者を同一視して
自己表現の形として「この人のようになりたい」と思うようになりますし
あなたのコミュニティには目指すべきコミュニティに相応しいメンバーが
集まるようになります。
コミュニティをどのようなメンバーで作っていくかが大切な視点で、
コミュニティに入るべきでないメンバーを引き寄せてはいけないのです。
自己表現的価値が高まることで、
・機能面が好きだから、尊敬しているから、ライバルリサーチで購入した
・好きだから、かっこいいから、お世話になっているから購入した
という理由から、
「自分が相応しい人物だから購入した」
に変わります。
機能的価値と感情的価値が高まることでブランドは構築されますが、
更にあと一段高いステージのブランドを構築しようと思うのであれば
自己表現的価値を高めることが必要になります。
・機能的価値
・感情的価値
もちろんこの二つでブランドは構成されていきます。
機能的価値だけでは他者と比較されお役立ち度の高い方にお客さんは流れ、
感情的価値が加わっても今はこの人から購入したいという状態に過ぎません。
これでもブランディングとしては十分ですが、人の感情は移り変わりが激しく、
好きか嫌いの感情的価値もいずれは移り変わってしまう場合が多々あります。
ですので、長期的に移り変わることのないブランドを構築したいのであれば
機能的、感情的価値だけではなく、自己表現的価値も必要になってくるのです。
自己表現的価値が加わることで、機能面では他者に比較されず、
また絶対的にこの人から購入したいという状態を越え、
この人から学んでいる今の自分自身が好きという状態になっていくのです。
これはお客さんとブランドが同一視された状態と言えます。
その状態に至ることで、お客さんはブランドの存在と自分自身を同一視し、
このブランドのようになりたい・自分は相応しい存在と思うようになります。
お客さんとブランドのコミュニティが同一視された状態とも言えるのです。
お客さんが自分自身とブランドのコミュニティを同一視することになるので、
ブランドが好きな自分のことが好きという状態を作出することが出来ます。
お客さんは理想とする世界を表現しているコミュニティに入りたいと思いますし
そのコミュニティに所属している自分を想像しその状態に価値を感じるからです。
ブランド化には自己表現的価値を高めていくことは必要になってきますし、
お客さんが自分自身をどこまで好きになるか、自己愛が高まるかが重要です。
ブランド化された製品を購入したり、ブランド化された人から学ぶことで
優越感であったり自己成長欲を満たしてくれることは間違いないのですが、
さらに自己愛的な満足感を満たすという側面を加えることが大事なのです。
機能的価値に感情的価値を高めてブランドを構築していくだけではなく、
さらに自己表現的価値を加えブランドを強固なものにすることが出来るのです。
・機能的価値
・感情的価値
・自己表現的価値
ブランディングではこの三つの価値を高める視点を決して忘れないようにし、
理想とするブランドでブランドの恩恵を最大限に受けれるようになりましょう。