どうも、ゆうきんです。
今回は感情的価値について説明しようと思います。
この記事を参考にして、感情的価値についての理解を深めていってください。
感情的価値の基礎知識
まず、感情的価値はブランディングで必要な要素の一つであって
ブランド構築には感情的価値をどれだけ高めれるかによります。
感情的価値とはその名の通り感情的な価値のことであって
感情面で好きか否かがここではポイントになってきます。
ブランド構築のためにはまずは機能的価値を高めるのを前提に、
その後は好きか否かの感情的価値を高めていく必要があるのです。
人間は製品の機能面をどれだけ素晴らしいと思っていたとしても、
その製品を好きでなければ簡単に購入には至りません。
人間は感情面の好き嫌いが意思決定を大きく左右する生き物なのです。
またネットビジネスで言えば、ある人のことを尊敬していたとしても、
好きでなければ何度もその人から購入しようとは思わないはずですし
もしくは一度も購入しないという可能性も高くなってきます。
尊敬していることは、必ずしも好きであることに繋がりません。
機能的価値が高い尊敬できる人からは、
勉強やリサーチのために
一度程度は購入することもあるでしょう。
それはあるとしても、その人から継続的に購入したり
深く学びたいと思う可能性は低くなってしまいます。
好きでない人から学んだとしても十分な学びは得られません。
好きでなくて感情的価値が高まっていない人から学んだとしても
知識欲であったり向上心を満たすことには繋がりませんし、
早かれ遅かれそのお客さんはいずれ去っていってしまうのです。
「人はただ自分が愛する人からだけ学ぶものだ」
とゲーテも言っている通り、我々は学ぼうとする相手を感情的に判断して、
自分が学ぶにふさわしいかどうかを決めているとも言えます。
実際に僕の場合は、好きな人以外から学んでも学びは少ないですし
好きな人からでなければ学びではないとも思っています。
ノウハウコレクターが長い間結果を出ないのは様々な理由がありますが、
ここから考えてみても一つ答えが見えてくるのではないでしょうか。
つまり、ネットビジネスで長い間結果を出せない人に限って、
好きではない人から学ぼうとしていた可能性が高いってこと。
好きか否かは感情的価値を高めるために最も大切なことです。
好きになってもらえるようなコンテンツを提供して、
感情的価値を高めてブランドを構築していきましょう。
感情的価値の高め方
感情的価値の高め方について一定の方法は存在しません。
人には好みと言うものが存在していますので、
どうしても好き嫌いが分かれてくるからです。
そうは言っても、ビジネスは恋愛と同じなこともあって、
戦略的に好意の感情を積み重ねていくことはできます。
戦略的に好意を積み重ねて、感情的価値を高めていくということです。
・作成態度
・ストーリー
・音声や動画を使う
・単純接触効果
・情報発信の内容を飾らない素の自分に近付ける
これらの方法で好意を積み重ねて
感情的価値を高めることができますので、
以下では、これら一つひとつを順番に説明していきます。
■作成態度:
感情的価値を高めるための最初の方法としては、
情熱を持ってコンテンツ作成に励んでいくことです。
情熱を持ってコンテンツ作成に取り組むことで、
受け取った読者さんにその情熱は伝わります。
結果として、心に響くコンテンツに仕上がっていきます。
■ストーリー:
コンテンツにストーリーを取り入れることで
感情的価値は高めやすくなります。
人間は、決まりきった典型的なストーリーであっても
自然と心が揺さぶられ感動してしまう生き物ですので、
見慣れたストーリーであっても感情的価値を高めることに繋がります。
進研ゼミの漫画をついつい見てしまった。
そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。
■音声や動画を使う:
恋愛の場面を考えれば分かりやすいのですが
メールだけでやり取りをしている異性よりも、
相手の声や顔が分った方が感情は高まりやすいです。
つまり、文字だけではなく、音声や動画を作成して公開した方が
文字だけに比べて比較的楽に感情的価値を高めることに繋がります。
文字<音声<動画
の順で、感情的価値は高まりやすくなります。
・スカイプの音声機能
・対面で会う
・コンサルティング
も感情的価値を高めるための有効な手段になっています。
■単純接触効果
情報発信によって何度も情報をお届けすることで、
相手と接触する頻度を増やしていくことができます。
人は何度も顔を合わせている人に好意を抱く傾向にあります。
単純接触効果で好意の感情を積み重ねて、
自然と感情的価値を高めるという方法です。
そのために、ブログやメルマガ、SNSでの発信を増やし、
コミュニティを通じてあなたとの接触回数を増やしていくことが
感情的価値を高めるために有効な手段になってきます。
■情報発信の内容を飾らない素の自分に近付ける
あなたが仮面を被って偽りの自分で情報発信していたとしても、
その発信内容が素の自分からかけ離れてしまっていては
あなたとの距離が近くなったお客さんに見破られてしまいます。
距離が近くなったら、
「何か違う・・・」
そう感じたお客さんはあなたのもとを離れてしまいますし、
常に新規お客さんを集め続ける必要性が生じてしまいます。
常に新規お客さんを集め続けるのは骨の折れる作業ですので、
非常に苦しいビジネスを続けていく覚悟が必要です。
ブランド型のDRMとはリピータービジネスでもあるので、
リピーターがいないというのは何かが間違っています。
僕がコミュニティで多くのクライアントさんを見ていて感じるのは、
情報発信の内容と素の自分とが離れ過ぎてるってことです。
ビジネスと恋愛は同じですので、恋愛で考えてみましょう。
素の自分でなく偽りの自分を好きになってもらっても、
いつか素がバレた時にガッカリされて上手くいかなくなります。
何より、素でなく偽りの自分を好きになられても虚しいだけですし。
そう思われないためにも、知性と感性を高め続けて、
素の自分、人間としての器を磨き続けましょう。
自分らしくあることが、魅力的で素敵な人間へ。
自分らしさは今の時代のキーワードの一つです。
ネットとリアルの境界線が極めて薄くなってきている現代だからこそ
素の自分を磨いて感情的価値を高めるという視点は忘れないでくださいね。
第4回 自己表現的価値はこちらから。