どうも、ゆうきんです。

最近はようやく引越しの準備も終わり毎日のんびり過ごしています。

昨日から実家の石川に帰っていたのですが、また大阪に戻りその後どこかでぶらぶらします。笑

実家に帰ってきたら思うのですが、

田舎の人への有効な宣伝媒体って、
今でもテレビであったりチラシであったり
またはリアルな人間関係であったりする場合が多いです。

それはやはりネットに慣れていない世代が多いって事もありますが、
町の中での町内会の繋がりであったり人と人との繋がりが濃いからです。

あっちの方が安いとか、あっちのほうが便利とか、
そういう理由だけで成り立っているわけではない訳です。

それらを越えた
もっと人の感情にダイレクトに入り込む部分で
ビジネスが成り立っていたりします。

価値の分類でいえば、
感情的価値が現れるだけで上手くいくとも言えます。

例を挙げましょう。

冠婚葬祭一つをとってみても
どこか一つの業者に頼めば、その業者が
「この町で○○はあの人にみんな頼んでいますから」
とかいう理由で、他の業者を紹介されたり、

「食事は町内会に入っているあの人がやってくれると思います」
等そういう理由でビジネスが進んでいったりします。

いやー食事はあっちのほうが美味しそうだし…
とかいう選択の余地がなかったりするのです。笑

こういうときに少しビジネスを学んだ人が、
理想の冠婚葬祭はこうあるんべきで
なんちゃらかんちゃら(以下省略)
とか言い出しても、みんなぽかーんてなるだけです。

「いや、そうは言っても、私の町はこういう慣習だから」
となってしまう訳です。

ビジネスは基本的に
『現実と理想とのギャップを埋めるもの』です。

読者がもうすでに理想の世界に行っていたら
ビジネスってのは上手く回りませんし、

読者が現実ばかりを見ていても、
ビジネスは上手く回らなかったりします。

現実を突き詰めるだけでいけません。

ビジネスが長期的に上手くいくには
理想をしっかりと見せていかなければならないのです。

ただ、それでもビジネスで失敗する人が多いという現実はあります。

その原因は、

・読者に見せようとしている理想が全く検討違い
・理想は正しいけど、読者に正確に伝わっていない。

のどちらかもしくは両方なのです。

情報弱者に向けたメールを書く場面で
それ以外のステージの高い人に向けてメールを書いてしまえば、
結局はその人にとって理想が見当違いであって
現実と理想との間のギャップが埋まらないわけです。

「いやいや、もっと簡単に稼ぐ方法を知りたいのに、
なんでそんな抽象的なめんどいことを…」

となったり、

「具体的に言ってくれな分からん」

となってしまうわけです。

ステージが極端に低いとこうなってしまうのです。

また、

ある程度ステージが高い段階にある人は、
常に知的欲求を追求するメールやレターを
書かなければならないと思いがちです。

というか、自分のステージが上がってしまっていて、
全ての層に向けたメールが書けなくなってしまうのです。

もちろん自分のステージを上げていくのは大事です。

ただ、

そのステージを相手に押し付けると、
ネットビジネス初心者や本来成功出来るはずの人は
成功出来なくなったりしてしまう場合があるのです。

例えば、

知的水準が宜しくない高校生がいて、
Aという大学なら受かるしましょう。

しかし担任の先生が
「お前なら出来る!もっと上のBを目指すべきだ!」
と言い今以上の上のクラスで勉強させてしまった。

で、結局その生徒は自分のレベル以上の大学を目指してしまい、
受かるはずの大学を受けずに結局はどこにも受からず落ちてしまった。

というのと似ていますよね。

もちろんそれが必要な場合もあります。

ただ、『大学に進学する』という点だけを考えたら
本来その人のレベルにあった勉強をさせるべきですし、
今いるクラスで勉強させる事で上を目指せたかもしれません。

足し算引き算で精一杯な生徒に無理に微分積分を教えたり、
法的な思考が全く出来ていないのに
司法試験の論文試験の書き方を教えても
あまり意味がないばかりか時にはマイナスの場合もあるという事です。

結局はそれは教える情報発信者のエゴになってしまう場合が多く、
自分の読者がどのステージにいるかを正確に把握する必要があります。

コーチやコンサルタントとしては
クライアントがどのステージにいるかを、
その人の能力や可処分時間など
様々な要素を考慮して考えるべきなんですね。

その人それぞれに合った方法があるはずですし、
常に定まった答えがあるわけではありません。

一人ひとりが今どのステージにいるのか
自分自身と自分の商品クライアントを正確に知ることが、
ビジネスで最速で結果を残すポイントではないでしょうか。

逆に言えば、

ビジネスが上手くいかない場合には、
これらをもう一度しっかりと知ることから始めるべきです。

よくありがちなのが、アフィリエイトをしていたのに、
上手くいかないからという理由でせどりや輸入ビジネスを始める事。

急にビジネスのジャンルを変えようとしますが、
直にそういう事をするべきではないのです。

もし、一本の筋が見えていてその筋を通すために
(全てがつながっている場合)やるのなら良いですが、

全く別の道しか見えていないのに
稼げないからという理由だけで
他のビジネスを始めたりしてはいけないのです。

先程も言ったように、

自分自身や自分の商品、クライアントを
良く知るということから始めるべきなのです。

つまり、

1.自分自身を客観的に見れているか
2.自分の商品をしっかりと見ているか
3.自分のクライアントとしっかりと向き合っているか

をチェックするべきです。

それもせずに、「稼げないしやーめた」とかで次にいこうとすれば
結局は同じことの繰り返しで失敗の連鎖を生むことになります。

そうならないためにも、失敗しそうになったら
三つのチェック事項がチェック出来ているか確認して下さい。

もちろん失敗を恐れず突き進むのは大事ですし
APA18巻でも話していますが、
失敗も解釈次第でお金を生むストーリーに変えれます。

電球の発明に1000回失敗したエジソンはこう言っています。

『1000度の失敗をしたわけではなく、
1000のステップを経て電球が発明されたのだ』

後にエジソンはビジネスで大成功を収めています。

失敗してもそれは解釈次第で成功ストーリーに変わりますし、
そう考えれば結局は失敗などないのです。

しかし、

上手くいかないときには先程伝えた三つをチェックするという作業が必要で、
それなしに解釈だけで成功ストーリーを生みだしても現実的ではありません。

この両方を満たしたうえで、
伝えようとしている理想が正しいか、
正確に伝わっているかを常に考えてみて下さい。

人が幸せを追い求める生物だからこそ
理想と現実のギャップを埋める事は大事です。

そしてそのギャップを埋める事は
クライアントやあなた自身の成功にも繋がります。

そのギャップを埋めて成功へ導いてくれるものが、
あなただけでなくあなたと関わる人にとっても
成功し幸せになるための”栄光の架橋”なのではないでしょうか。