どうも、ゆうきんです。

今回は演出とコアの確立について説明します。

この記事を参考に演出とコアの確立方法を学び自己プロデュース力を向上させてください。

あなたがビジネスを多少なりとも学んでいるとしたら、
自己演出についての話を聞いたことがあるかもしれません。

自分をどう魅せたいかによって人それぞれ演じ方は変わりますし、
演じるモデルがあればその演じ方は明確になってきます。

あなたを含む僕たちがブランドビジネスをしていく以上、
少なからず演出の部分が必要になってくることがあるのは間違いありません。

しかしその一方で、いつも演じているばかりの人であれば素を見られた時に
「この人はこんな人だったんだ」と人間的な真の魅力を感じなかったり、
実力のなさが露呈してしまって、ブランドが崩れてしまう場合もあります。

特にネットビジネスをしている方はこのような悲惨な現象がよく起こって、
それはネットだと自己演出によって自身を凄く魅せることができるからです。

ネット上では色んな人から絶賛されていて実績も凄いし凄そうに思えるけど、
実際に会ってみたり話してみたら大したことがなかった・・・。

そう思われてがっかりされるという現象が起こってしまうのです。

つまりこれは、コアの部分が出来上がっていないのです。

自己演出の割合が強くて、ありのままの素を見せていない人であればあるほど
ファンとの距離が近くなればなるほど、ファン離れ現象が起こってしまいます。

演出の割合がそれ以上になってしまうと演出の部分が強くなり過ぎて、
本当のあなたを知った時に
お客さんがあなたのもとを去ってしまう現象が起こる場合があるのです。

漫才をやってる時は凄く面白いのに、フリートークをやらせたらいまいちで、
時代の波と一緒に去っていってしまうようなお笑い芸人と全く同じです。

そのような芸人はしっかりと準備をすれば漫才という演出の部分は上手いので
テレビカメラの前では演じて見せたい自分を見せていくことができます。

ただし、フリートークの場は準備ができませんし、
準備ができないことによって得意な演出部分が使えなくなってしまったら
自分の素の部分がいつもより多く出てしまうことになってしまうので
人間的な魅力の部分を高めておかないと人を惹くことは難しくなります。

結果として、そのようなお笑い芸人が結局いつかはいなくなってしまうのです。

今芸人を例えにしてお話ししたのでこのままこの例えを使わせていただくと、
芸人であっても自己演出の部分は最初はもちろん必要ですし、
その自己演出力を高めていって、これまではM-1優勝を目指すのが一番でした。

M-1という活躍の場の登竜門で優雅に知名度を高めて一気にテレビに出演し、
ある程度はその自己演出力(漫才の部分)で人気を高めて活躍していく。

ただし、徐々に色んな番組に出演したり色んな共演者と交流をしていく中で、
フリートークでアドリブが必要で演出できない部分が増えてくると、
徐々にその人の人間的な部分や魅力であったりが垣間見えるようになります。

最初に活躍の場を広げるまでは自己演出だけで全く問題ないと言えるのですが、
その後は、自身の素の部分の人間的な総合力を高めていく必要があるのです。

これはネットビジネスでも全く同じです。

最初に実績を残して多くのお客さんにブランドを体感してもらうまでは
自己演出だけでも問題ありませんし、それだけで月収100万は簡単なのですが
あなたの素の部分が多く見えるようになってからはそれだけでは足りません。

素の部分が多く見えるようになってからというのは、
バックエンドを行いあなたとお客さんとの距離が近くなった時が最たる例です。

バックエンドでアナログの価値を多く提供するような時がそれですね。

特にコンサルティングをやりだしてファン一人一人と関わる時間が増えた場合は
あなたの素の部分の魅力を高めて自己研鑽に励んでおく必要があるのです。

バックエンドのコンサルティングなどでクライアントに会う機会ができたり、
普段からチャットや音声通話を頻繁にするようになれば
自然とあなたのダメな部分や人間的な弱みも見えるようになってしまうので
弱い部分が見えたとしてもあなたから教わりたいと思われる必要があります。

ネットビジネスでエキスパートになり腕やスキルだけ磨いていたとしても、
それだけでは自身のマイナスの部分を全てカバーすることはできないでしょう。

僕たちは全てを支配する神でもありませんし、完璧なロボットでもありません。

そうでない以上、更にこの世界には完全な人間なんているわけもないので、
人間的にそのように足りない部分や弱い部分があっても問題はないのです。

問題はないのですが、演出部分が強調され過ぎてしまうと、どうしても
あなたとの距離が近くなった時にファンはあなたに悪い意味のギャップを感じ
それが違和感となり徐々にあなた離れしていく現象が起こってしまいます。

そうならないためにも、今後は自己プロデュースでは演出部分を強調し過ぎずに
仮面を剥いだ状態の素の自分を徹底し磨いていく必要性が高まっているのです。

そのような飾らない自分のコアを好きになってくれる方は本当に貴重ですし、
有り難いですし、感謝してずっとでも付き合っていきたいと思える存在です。

ぜひ、あなたにとっての演出とコアの最適なバランスを見つけ出して
コアの部分を好きになってくれる方を引き寄せれるようになってください。

これまでの話をまとめると、最初に大きな実績を作るまでは、
演出100%でも正直問題はありませんがその後演出では対応できなくなるので
あなたの飾らない素の魅力をどんどん高めていく必要があるということです。

ではここで、演出の技法についてまずは少し踏み込んだお話をしていきます。

演出の技法

ネットビジネスで自己演出していく方法はいくつかあるのですが
ここで一つ挙げて説明するとすれば、

魅せたい部分を上手く魅せる

ということです。

・魅せたい部分・・・あなたの強みとなる部分

・上手く魅せる・・・強弱をつけることによって引き立てる

あなたの強みとなる部分はもちろん一人ひとり違いますし
あなたの強みは何であるかはあなたが一番良く分かっていると思いますが、
「強弱をつけることによって引き立てる」
についてはこれだけを聞いても理解し難いでしょう。

ですので、これがどういうことかについて簡単に説明をしますので、
まずはあなたがこれまでしてきた恋愛の場面を思い出してください。

もちろん、過去だけでなく現在進行中でも大丈夫です。

その恋愛の場面では気に入った相手に対しては、
あなたは最初は少なからず相手に気に入られるために演じる部分はあるはずですし
男性であれば良い男を、女性であれば可愛い良い女を演じようとするはずです。

僕も何度も演じてきましたし、それで失敗したことも成功したこともあります。

ただ大事なことは、良い部分だけを常に見せ続けていけはいけませんし、
一つのことだけを見せ続けていては飽きられる可能性があるということです。

いつも良い部分だけを見せ続けようとするとそれが相手にとって当たり前になり
それ以下のことが起こってしまうと「こんな人じゃなかったはず・・・」と思われ
結果として、早くにお互いの気持ちが離れる原因になってしまいます。

例えば、普段から彼女にプレゼントばかりをしていたらそれが当たり前になって
何らかの記念日やここぞという日にプレゼントしても喜びは少ないですが、
普段あまりプレゼントしない人から突然サプライズされると嬉しいのと同じです。

野球などのスポーツを考えてもいいでしょう。

いつもストレートばかり投げていては打者はそれに慣れてしまって
ストレートでストライクをとれなくなりますが、
たまにフォークやカーブをいれることでストレートの速さが際立ちます。

ストレートで150キロ出せるピッチャーがいるとしても、
その150キロのストレートを更に早く見せるために、
チェンジアップであったりカーブを投げて150キロをより早く見せます。

ネットビジネスでも全く同じで、いつも同じ方法でやっていれば、
決め球を投げても読者からすれば「またいつもと同じこれか・・・」となって
あなたの手法が見破られて飽きられる可能性が高まってしまいます。

マーケティングは、軸を持ったうえで柔軟に変えていくのと同じです。

普段から色んな球を投げて強弱をつけていれば、あなたが決め球を投げた時には
「こんな速い球打てない・・・」となって、決め球の強みが引き立つんですね。

これはコンテンツ作成や、コンサルティングを行う場合でも同じになってきます。

コンテンツ作成の詳細はコンテンツ作成編で学んでいただけたらと思いますが、
いつも同じようなコンテンツでは飽きられてしまうので
色んな切り口でコンテンツを作成することでコンテンツの価値が高まるのです。

このようにして魅せたい部分を上手く魅せることであなたの価値は高まりますし、
あなたが望む形のブランドを構築していくことが可能なのです。

素のあなた(コア)の鍛錬技法

これには、あなた自身の人間的な魅力を高めていくことが必要になってきます。

ノウハウのインプットとアウトプットに励んで情報発信力を磨いたり、
普段の生活から色んな経験・体験を積んで人間的に成長していくことによって
知性を身に付け感性を研ぎ澄ましていくことも重要になってくるでしょう。

例えば普段から色んな飲食店や土地に行ってみたり、映画館や美術館、
博物館、好きなアーティストのライブなどに行くのもありです。

僕は映画は昔から大好きですし、ストーリーを学ぶために映画館に行ったり、
多くの芸術作品に触れ感性を研ぎ澄ます為に色んな美術館に足を運んだりします。

まず一番最初はネットビジネスで結果を残すことが何よりも大事ですので、
先ほどお話しした通り演出を上手く使い、魅せたい部分を魅せていってください。

そこで実績がついて来れば、その後はファンの中から必ず
自然体のあなたのコアの部分を好きになってくれる方が現れますので、
そういう方に感謝し出し惜しみなく価値を提供していくようにすると良いですね。